牛本革素材による純国産オリジナルプレイマットのご紹介
「究極のカスタムプレイマット」をコンセプトに
牛本革でカードゲーム用のプレイマットを製作しました。
レザーはアンティーク感・ヴィンテージ感に溢れ、
まさに「大人のためのカードゲームサプライ」といった佇まい。
滅茶苦茶カッコいいです(自画自賛)
革は国産
日本の革製品は『栃木レザー』や『姫路レザー』が有名ですが、
これは姫路で加工されたレザーを贅沢に使用しています。
飛騨牛の雄牛らしいです。
安心のMade in JAPANです。
このサイズの革なのでキズやシワ、血管の跡があります。
染色や厚みにもムラがある部分があります。
しかしそれこそが天然皮革ならでは特徴なのです。
ほぼ枠のみのシンプルなデザインながら情報量が凄まじい景色が卓上に広がります。
カードゲーム用のプレイマットと使用するための素材として、
最適な厚みや柔らかさを試す中でこの『オイルレザー』に辿り着きました。
植物タンニンなめしされ、染色された牛ヌメ革なので、
使い込む程に柔らかくなり、色艶が増していきます。
使用する中で細かな傷も刻まれていくことでしょう。
この経年変化(エイジング)こそが革製品にしかない醍醐味といえます。
まさに「世界に一つだけ」の「プレイヤーと共に成長する」サプライなのです。
サイズは使いやすい『ハーフサイズ』
プレイだけでなく収納にも拘ったサイズです。
※現在、最適な大きさを検討中です。
持ち運びを考慮しストラップを付けました。
スクロールやロールケースに着想を得ています。
デザイン上のアクセントにもなっていますが実用性も抜群です。
ストラップ素材は豚革をチョイスしました。
薄手なのでマットが浮かずゲームの邪魔になりません。
柔らかく丈夫な性質で、手袋等に使用される素材です。
スエード加工されているので手触りも良く、毛並みが美しいです。
ですがもちろん、これを取り外して自分の好きな紐をつけるのも良いですよね。
留め具であるハトメは真鍮製
レザーと金属の相性は抜群です。
ハトメのカラーは7色から選べる様にします。
カスタマイズ性も高いです。
※ハトメは交換出来ません。注文の際は慎重に。
革の切断面である『コバ』の処理もしています。
切断面は焼かれているため、丈夫でほつれる心配はありません。
(こするとススがつく場合があります。柔らかい布で乾拭きして下さい)
ここも使用していくと黒く艶が出てくるでしょう。
枠の配置イメージ
カード枠は対戦に必要な情報のみを彫刻しています。
引き算のデザインというやつですね。
公式のものを参考にミリ単位で調整しています。
枠の配置は遊戯王用のものですが、
他のカードゲームでも使用出来る様に枠無しの物も製作予定です。
ブランドロゴ
さり気なく当屋号である『STORAGE145』のロゴを刻印。
配置やデザインは革財布を参考にしています。
大会勝利者の証『WINNER』マーク
一般販売分にはこの刻印は入りません。
写真ではあまり見えませんがイベント名と日付も入っています。
(ベース素材の色やフォントは改良の余地がありそうです。)
カード枠やロゴは加工会社に依頼してレーザーで彫刻しています。
触った時にわずかに凹凸があります。
この彫りの深さの加減は工場の技術者さんと何度も打ち合わせをして決めました。
レーザー機器の出力設定や速度設定は職人の経験がなせる技です。
豊富なカラー展開
オイルレザーは色も豊富です。
これも選べる様にしたいと考えています。
「A」の文字はレーザー加工サンプル用データをお借りしたものです。
明るい色は彫刻の焦げ茶色が映えポップな感じが出ます。
暗い色は彫刻が目立ちませんが、光の角度でみえるのがシックですね。
染料の違いにより素材の硬さが異なるので、
色ごとにレーザー加工との相性もありそうな感じです。
ここは現在研究中です。乞うご期待。
お手入れ方法は勉強中です。
ブラッシングしたり、クリームを塗布する事で
エイジングを加速させ、長持ちさせる事が出来ます。
革製品は手入れを行う事で「一生使えるアイテム」となりえるのです。
レザー用のケア用品は多く市販され、
方法をまとめているサイトも豊富です。
良い方法を知っている方がいましたら是非ご教授下さい。
販売について
イベント会場での販売や、受注制作を考えています。
但し、この大きさのサイズの本革で、
各種加工費もかかるので原価がかなり高いです。
ハトメ打ち等は自分が1点1点手作業で行うため大量生産も出来ません。
価格は安くないこと、納期も早くないことはあらかじめ告知しておきます。
近日、サイトやTwitterで案内します。
よろしくお願い致します。